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【未経験者向け】エンジニアの仕事内容を知る「アプリケーションエンジニア」

キャリアアップ支援
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目次

    はじめに

    システム開発の仕事において、アプリケーションエンジニアは、ITシステムのアプリケーションの開発運用を担当するエンジニアです。

    アプリケーションエンジニアは、業務領域が幅広く、プロジェクトにおけるシステム設計からプログラム開発、システムテストまでアプリケーション開発における一連の業務を担当します。

    また、システム開発を行う幅も非常に広く、スマートフォンのアプリや業務システムはもちろん、金融システムや鉄道のシステム構築などの社会インフラと呼ばれる大規模システムの開発に携わることもあります。

    それゆえに、ソフトウェアやハードウェア、ネットワーク、データベースなど、システム開発・運用において求められる知識を網羅的に獲得する必要があります。

    ここでは、これから社会人になる学生の皆さんや社会人として既になんらかのキャリアをお持ちの方で、システムエンジニアやプログラマーを目指される方を対象に、
    アプリケーションエンジニアの仕事の内容に加え、自分らしさを大事にキャリアを形成していく上でのポイントについて詳しく解説をしていきます。

    未経験者でもすぐに理解できる!自分らしさを大事にする「アプリケーションエンジニア」の仕事とは

    アプリケーションエンジニアの「仕事の概要」「業務内容」「必要スキル・関連資格」「年収イメージとキャリア形成」「自分らしい働き方」について詳しく解説していきます。

    1. アプリケーションエンジニアの仕事の概要
    2. アプリケーションエンジニアの業務内容と必要スキル・関連資格
    3. アプリケーションエンジニアの年収イメージとキャリア形成
    4. アプリケーションエンジニアの自分らしい働き方
    1. アプリケーションエンジニアの仕事の概要

      Aアプリケーションエンジニアは、システム開発におけるアプリケーション開発を担うシステムエンジニアですが、その範囲は非常に広く、主に4つの分類することが可能です。

      1)業務系アプリケーション開発エンジニア
      クライアントである企業の課題を解決するためのアプリケーション開発を行います。

      クライアントの社内アプリや基幹システム開発を通じて企業の課題解決を図ります。

      また、開発以外にも社内システムの動作テストやセキュリティ対応など幅広い業務を担当するのが特徴です。

      2)Web系アプリケーション開発エンジニア
      WEB上で動くアプリケーションの開発を行います。
      WEBアプリと呼ばれるアプリケーションは、非常に幅が広く、SNSやメール、カレンダー、ECサイトなどその種類は様々です。
      主に、バックエンドやサーバーサイドの開発を担うことが多いのが特徴です。

      3)スマートフォンアプリケーション開発エンジニア
      スマートフォン上で動くアプリケーションの開発を行います。

      Web系アプリケーション開発と同様に非常に幅広い開発を担います。

      また、スマートフォンの利用は、PCの利用に比べ利用者の年齢の幅が広く、今後更に需要が増えることが見込まれています。

      4)アプリケーション保守・運用エンジニア
      保守・運用エンジニアは、システム開発実施後安定的に運用ができるようにシステムの保守・運用を行います。

      昨今、ウイルス感染や不測の事態に備えた対応、緊急時の対応など、システムのシステムの希望が大きくなるに伴い、その重要性は高まっています。

    2. アプリケーションエンジニアの業務内容と必要スキル・関連資格

      【業務内容】
      ・システムの要望の確認
      ・システムの設計
      ・システムの構築
      ・システムの機器選定
      ・システムの運用・保守

      【必要スキル】
      ・PHP、Ruby、Python、Java、Go ・Ruby on Rails、Laravel、Spring
      ・MySQL、SQL server、Oracle ・Apache、Nginx ・VirtualBox、Docker
      ・通信プロトコル、クッキー、キャッシュなどweb関連の技術や知識
      ・コミュニケーションスキル
      ・論理的思考

      【関連資格】
      ・基本情報技術者資格
      ・システムアーキテクト試験
      ・Android技術者認定試験

    3. アプリケーションエンジニアの年収イメージとキャリア形成

      アプリケーションエンジニアの年収は、「300万円~600万円」がボリュームゾーンで仕事の内容と所属する会社がどの工程の仕事を受けているかだけでなく、対応可能な領域によって異なります。

      アプリケーションエンジニアは、システム開発の幅が広いこともあり、今後益々需要が伸びることが想定されています。

      アプリケーションエンジニアには、開発に必要なプログラミング言語のほか、ソフトウェアやハードウェア、ネットワークなどシステム開発全体を見通せるだけの幅広い知識とスキルが求められますが、
      システム開発エンジニアとしてスキルアップを目指す道の他に、メンバーを統括するマネジメントスキルやコミュニケーションスキルを身に着けることにより、プロジェクトマネージャーを目指す道もあります。

      また、より上流工程を目指す場合には、ITコンサルタントになるというキャリアパスもあります。

    4. アプリケーションエンジニアの自分らしい働き方

      アプリケーションエンジニアは、需要の高い職種であるため、働き方の多様性も多いシステム開発職と言えます。

      それゆえに、フルリモートで働くことも可能な職種であるため、自身の好きな地方のエリアに移住して遠隔勤務で都心部の開発案件を受けられる可能性も非常に高い職種ではあります。

      また、移住先の企業や事業者の小規模なシステム開発ニーズに対応することもしやすいため、移住先の地域・コミュニティに貢献することもしやすい職種でもあると言えます。

      また、仕事と趣味の両方を同じくらい大事にしたいという方で山登りやゴルフ、サーフィンなど、
      自然を相手にする趣味をお持ちの方にとっては、居住地を選びやすく、働く時間も調整しやすいため、おすすめの職種とも言えます。

    おわりに

    アプリケーションエンジニアは、業務領域が幅広く、プロジェクトにおけるシステム設計からプログラム開発、システムテストまでアプリケーション開発における一連の業務を担当する開発職であり、
    業務系アプリやWeb系アプリ、スマートフォンアプリなど、その開発するシステムは多岐に渡ります。

    そのため、今後も需要が高い職種とも言え、キャリアも上流工程を担当する領域やメンバーマネジメントを担当する領域、
    ITコンサルタントとして顧客の課題を解決する領域など非常に幅広い選択肢があるシステム開発職と言えます。

    また、アプリケーションエンジニアは、仕事をする中で自身のライフスタイルの変化にあわせ、自分らしさを大事にして働くための選択を選びやすい職種と言えます。

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