【入門編】Javaとは?Javaの特長とメリット
目次
はじめに
Javaは、エンジニアからの圧倒的な支持率とシェア率を持ち、習得したい言語として1位を記録するプログラミング言語です。
Googleが開発に使用する「Google三大言語(Java、C++、Python)」の一つでもあります。
応用力がある言語として昔から根強い人気を誇り、日本でも昔から変わらず人気が高い言語です。
今回はJavaの特徴や将来性、Javaでできることについてご紹介いたします。
これからITエンジニアの需要が高まっていく中で、どのようなキャリアを形成していくのか、スキルを身に着けていくのかを見極めることが大切です。
また自身のやりたい仕事や目指す仕事は何か、将来あるべき姿に近づくために何が必要なのかを明確にするために、Javaの特長をご紹介します。
Javaとは?Javaの特長は?
- Javaとは?
- Javaの特長
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Javaとは?
Javaは、C言語をベースに開発されたオブジェクト指向型のプログラミング言語です。
Googleが開発に使用する三大言語(Java、C++、Python)の一つとしても知られています。
プログラム言語には、Windowsでしか動作しない、MacOSでしか動作しないなど、動作環境が限定されてしまうものがあります。
一方で、Javaは「Write once, Run anywhere(一度書けば、どこでも使える)」という理念のもと、JavaでコーディングすればOSを問わずプログラムを実行できます。
非常に汎用性の高い言語のため、様々な分野の開発現場で採用されている言語です。
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Javaの特長
Javaはその汎用性の高さが最大の特徴ですが、その他にも多くの特長があります。
昔から世界中で使われているからこそ、より発展してきた言語と言ってもよいでしょう。
Javaの特長は以下の5点です。
①OSにかかわらず実行できる
②処理速度が速い
③セキュリティが高い
④ライブラリが豊富にある
⑤高い人気と需要がある①OSにかかわらず実行できる
Javaは、プラットフォームに依存しない言語です。Javaの最大の特長は「JVM(Java Virtual Machine:Java仮想マシン)」で動いていることです。
Java仮想マシンは、「コンピュータ本体との通訳者」の役割を持っています。
そのため、Java仮想マシンが動作するOSであれば、どんな環境でもJavaを動作させることができます。
②処理速度が速い
プログラミング言語の中でも、Javaの処理速度はトップクラスです。その理由のひとつが、起動にコンパイルを必要とするコンパイラ言語であるということです。
コンパイルとは、プログラムを実行するために、マシンが処理可能なファイルに変換(翻訳)することです。
Javaは処理を実行する際に、最初にすべてのプログラムを翻訳します。
そのため、実行のたびに翻訳する必要がなくなり、処理速度が速くなります。
③セキュリティが高い
Javaは、他のプログラミング言語に比べて安定性が高く、セキュリティ面で信頼されている言語です。そのため、銀行や証券会社など、特に強固なセキュリティが求められる大規模システムに多く利用されています。
④ライブラリが豊富にある
他のプログラミング言語と比較しても、Javaは特にライブラリが豊富です。また、多くのライブラリは無料で提供されています。
ライブラリを使えば、さまざまな機能を自分のプログラムに簡単に組み込むことができるため、開発する手間を省くことができます。
⑤高い人気と需要がある
Javaは世界中の基幹システムで使われているプログラミング言語です。プログラミング言語の人気をランキングするサイト「TIOBE Index」においても、2002年から人気ランキング1位を独占しています。
また、Javaで開発できるものは多岐にわたります。一例は以下の通りです。
・業務システム開発
・Androidアプリ開発
・Webアプリケーション
・Webサイト
・ゲーム開発
・組み込みシステム
おわりに
今回は世界中で使用されている「Java」について、その特長を紹介しました。
ITエンジニアであれば使えない人がいないともいわれる言語であるため、エンジニアの基礎スキルとして身に着けておきたい言語のひとつです。
自身の将来のエンジニア像、ありたい姿を描きながら、どのような仕事をしていきたいかやどのスキルを身に付けなくてはならないかを見極め、自分らしいキャリアを積んでいきましょう。
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