Columnコラム

Javaとは？

Javaは、C言語をベースに開発されたオブジェクト指向型のプログラミング言語です。

Googleが開発に使用する三大言語（Java、C++、Python）の一つとしても知られています。

プログラム言語には、Windowsでしか動作しない、MacOSでしか動作しないなど、動作環境が限定されてしまうものがあります。

一方で、Javaは「Write once, Run anywhere（一度書けば、どこでも使える）」という理念のもと、JavaでコーディングすればOSを問わずプログラムを実行できます。

非常に汎用性の高い言語のため、様々な分野の開発現場で採用されている言語です。

Javaを活用した仕事とは？

Javaは世界中で広く利用されているプログラミング言語のひとつです。

仮想マシンである「JVM（Java Virtual Machine）」上で動作するという特徴があるため、JVMが動作できる環境であればどのコンピュータでも使用できます。

そのため、非常に汎用性が高く、企業の基幹システムや業務システム、Android向けアプリ開発など幅広い分野で開発に採用されています。

Javaを活用した仕事は、主に4つに分類されます。

その内訳は、ITシステムの開発（基幹システム）、Webアプリの開発、Androidアプリの開発、家電製品の開発です。
　①ITシステムの開発（基幹システム）
　②Webアプリの開発 　③Androidアプリの開発
　④家電製品の開発

①ITシステムの開発（基幹システム）
Javaを活用する主要な仕事のひとつが、基幹システムの構築や改修です。

安定した動作、効率的な開発、堅牢性の高さなどが評価され、古くから大企業や官公庁などのバックオフィスを支えています。

製造・販売、営業・マーケティング、人事・労務、経理など様々な業務領域で使用されており、改修や運用保守などのニーズも多くあります。

②Webアプリの開発
JavaはAPIやフレームワークが充実しているため、Webシステムの構築にも多く利用されています。

GoogleやTwitterのような有名なWebサービスの開発にもJavaが用いられています。

Javaはもともと大規模なアプリ開発に適した言語であり、アクセスの多いWebサービス開発に適しています。

なお、Webアプリ開発の場合、HTML、CSS、JavaScriptなどの周辺言語も多く扱います。

③Androidアプリの開発
JavaはAndroidアプリの主要開発言語です。

APIやライブラリが充実していること、堅牢性の高さ、大規模開発に向いていることが、Javaが採用される理由です。

Javaエンジニアの中には、自らAndroidアプリを開発してストアにリリースするなど、アプリ開発を副業にしている方もいます。

④家電製品の開発

JavaはJVMが動作できる環境であればどんな環境でも利用できるため、組み込みシステムの開発にも利用されています。

近年ではAIを搭載した家電製品が次々と誕生しており、Javaを活用した高性能家電の需要はますます高まることが予想されます。