【入門編】C言語とは?活用できる仕事は?

目次
はじめに
C言語は、1972年にAT&Tベル研究所で開発された汎用プログラム言語です。
もともとC言語は、UNIXと呼ばれるOS(オペレーティングシステム)のために開発された言語であり、ハードウェアに密着した処理がしやすいという特徴があります。
今回はC言語エンジニアが活躍する仕事やC言語を使った仕事についてご紹介いたします。
これからITエンジニアの需要が高まっていく中で、どのようなキャリアを形成していくのか、スキルを身に着けていくのかを見極めることが大切です。
また自身のやりたい仕事や目指す仕事は何か、将来あるべき姿に近づくために何が必要なのかを明確にするために、C言語の特長をご紹介します。
C言語でできること
- C言語とは?
- Goを活用した仕事とは?
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C言語とは?
C言語は、1972年に開発された歴史あるプログラミング言語のひとつです。
ハードウェアからシステム開発まで幅広く応用できるため、システム開発のベースともいえるプログラミング言語です。
世界中に普及しているほか、「C++」や「C#」のようにC言語から派生したプログラミング言語も数多く存在します。
比較的習得する難易度が高い言語ではありますが、プログラミングの基礎から応用まで幅広く習得できることから、 誕生から50年たった現在においても、高い人気を誇る言語です。
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C言語を活用した仕事とは?
C言語は、ハードウェアに密着した処理がしやすいという特徴があります。
手続き型言語で、一連のプログラムを関数という形式でまとめることができ、それをプログラムのさまざまな場所から呼び出すことが可能です。
また、C言語はコンパイル言語であるため、動作環境を選ばず、処理も高速です。
柔軟性が高く何でもできる反面、既存のモジュールが少なく、ハードウェアの制御も考慮する必要があり、コーディングの手間がかかる言語でもあります。
C言語を活用した仕事は、主に3つに分類されます。
その内訳は、ロボット/組み込み系開発、ソフトウェア開発、OS開発です。
①組み込みソフト・IoT開発
②ソフトウェア開発
③OS開発①組み込みソフト・IoT開発
C言語は組み込み系機器を動作させたり、制御したりするソフトウェアを開発することができます。電子レンジ、炊飯器、洗濯機のような家電製品や、産業用ロボットなどには、C言語で開発されたソフトウェアが入っています。
ハードウェアは容量や電源供給などの制約があるため、処理が高速で省電力なC言語が選ばれています。
また、近年様々なIoT機器が普及しています。
IoT機器もハードウェア的な制約が大きく、電源供給がない場所で長期間使用されることがあります。
そのため、ハードウェアの制御まで踏み込んでプログラミングできるC言語の強みを発揮しやすいといえます。
②ソフトウェア開発
C言語は私たちが使用しているPCのソフトウェアやアプリケーションの開発にも使用されています。例えば、Chrome、Safariなどのブラウザ開発に使用されるほか、MySQLのようなデータベースを管理するシステムなどにも使用されています。
C言語は、PCの使用を快適にするだけでなく、ネットワークやデータベースなどコンピュータに必要な機能の実現のために使われています。
③OS開発
OSはWindowsやMac、Linuxなど、コンピュータの中核を担うシステムです。C言語はこのようなOSの開発にも使用されています。
具体例としては、Apple社の「MacOS X」や、Linuxの中核である「Linuxカーネル」などはC言語で開発され、多くの人に使用されています。
PCの頭脳部分でもあるため、C言語について深く幅広い知識が求められます。
おわりに
C言語は、開発環境を選ばない汎用性の高いプログラミング言語です。
古くからハードウェアに密接したシステム開発で活用されており、現在では、IoTやAIなどの先端分野にも使用されています。
また、「C++」や「C#」のようにC言語から派生した言語が数多くあるため、C言語をマスターすることで、様々な言語の習得が各段に早くなるメリットもあります。
C言語の習得は難しいといわれますが、身に着けさえすれば希少価値の高いエンジニアになれるため、高収入を得たいと考えるエンジニアは押さえておきたい言語だといえます。
自身の将来のエンジニア像、ありたい姿を描きながら、どのような仕事をしていきたいかやどのスキルを身に付けなくてはならないかを見極め、自分らしいキャリアを積んでいきましょう。
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