【入門編】Visual Basicとは?活用できる仕事は?
目次
はじめに
Visual Basic(ヴィジュアルベーシック)とはマイクロソフトが開発したプログラミング言語の一つで、初心者にも扱いやすい言語として知られています。
「VB(ブイ・ビー)」とも呼ばれ、アプリケーション開発の現場で多く使われています。
Visual Basicは、GUI(ユーザー インターフェイス)を作成するための機能が充実しており、Windowsアプリケーションの開発に活用されています。
今回はVisual Basicエンジニアが活躍する仕事やSQLを使った仕事についてご紹介いたします。
これからITエンジニアの需要が高まっていく中で、どのようなキャリアを形成していくのか、スキルを身に着けていくのかを見極めることが大切です。
また自身のやりたい仕事や目指す仕事は何か、将来あるべき姿に近づくために何が必要なのかを明確にするために、Visual Basicの特長をご紹介します。
Visual Basicでできること
- Visual Basicとは?
- Visual Basicを活用した仕事とは?
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Visual Basicとは?
Visual Basicとは1991年にマイクロソフト社によって開発・提供されたプログラミング言語です。
当初は開発者向けのツールとして開発されましたが、Windowsの普及によってGUIアプリケーション開発に注目が集まり、VBの人気も急上昇しました。
Visual Basicは、プログラムをより扱いやすくするために開発されたといわれています。
当時プログラミングの敷居が高く、マイクロソフトはVisual Basicを開発することで初心者でも簡単にプログラミングを始められるようになることを目指しました。
Visual Basicの成功により、マイクロソフトはVisual Studioという統合開発環境を開発し、開発者に広く提供しています。
なお、Visual Basicは1998年のVB6(バージョン6.0)で開発を終了しており、現在はVisual Basicの後継として「Visual Basic .NET(VB.NET/ビジュアルベーシックドットネット)」が登場しています。
Visual Basic. NETは、Microsoft.NET環境で動作するように開発された言語であり、多くの開発者に利用されています。
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Visual Basicを活用した仕事とは?
Visual BasicはGUIアプリケーションの開発に適しています。
また、マイクロソフト社によって開発されたプログラミング言語のため、Windowsアプリケーションを簡単に開発することができます。
Visual Basicを活用した仕事は、主に2つに分類されます。
その内訳は、業務アプリケーションの開発、Excelマクロの開発の2つです。
①業務アプリケーションの開発
②Excelマクロの開発①業務アプリケーションの開発
Visual Basicは、企業の業務アプリケーションの開発に利用されます。在庫管理、受注管理、販売管理、顧客管理、請求書管理など、企業活動に必要な業務を効率化するためのシステムはVisual Basicを利用して開発することができます。
人手が必要な煩雑な作業を簡略化できるため、業務効率化や業務品質の向上を行うことができます。
②Excelマクロの開発
Excelは、企業で広く利用される表計算ソフトです。Visual Basicを利用して、Excelのマクロを記述することで、自動化やデータ処理の効率化を試みることができます。
Excelの操作を自動化することで、人為的なミスを防ぐことができ、Excelで行われる重要な業務を効率的に行うことができます。
おわりに
Visual Basicは、企業活動に必要な業務を効率化する目的で活用される機会が多いプログラミング言語です。
Microsoft Office製品との相性も良く、初心者でも習得しやすい言語のため、自身の業務を効率化するときにも活用できるプログラミング言語といえます。
人手が必要な煩雑な作業を簡略化し、ミスを防ぐことができるため、簡易的なRPA(Robotic Process Automation:ロボティックプロセスオートメーション)を実現できる実用的な言語とも言えます。
自身の将来のエンジニア像、ありたい姿を描きながら、どのような仕事をしていきたいかやどのスキルを身に付けなくてはならないかを見極め、自分らしいキャリアを積んでいきましょう。
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