【入門編】VB.NETとは？活用できる仕事は？

言語/入門編

作成日2023/02/22

更新日2023/05/24

VB.NETとは？

VB.NETはマイクロソフト社が開発したVisual Basic言語の進化版であり、

2002年にはじめてリリースされたプログラミング言語です。

VB.NETは、.NETというマイクロソフト社が開発したアプリケーション開発のための

プラットフォームと密接に統合されています。

そのためWindowsやMac OSなど様々なプラットフォームでの開発が可能です。

VB.NETは、アプリケーションを開発するための機能セットを数多く提供しているため、

Webアプリケーション、デスクトップアプリケーション、およびモバイルアプリケーションなど、

さまざまな用途で使用されています。

なお前身のVB6.0以前のバージョンと互換性はなく、VB6.0は2008年にサポートが終了しているため、

VB6.0からVB.NETへの移行が推奨されています。
VB.NETを活用した仕事とは？

VB.NETは、プログラミングの容易さや.NETへの対応から、様々な場面で採用されています。

マルチプラットフォーム開発が可能な言語ですが、

マイクロソフト社によって開発されたプログラミング言語のため、

Windows関連のアプリケーション開発に採用されることも特長といえます。

VB.NETを活用した仕事は、主に2つに分類されます。

その内訳は、アプリケーション開発、UWPアプリ開発、ゲーム開発の3つです。　

　①アプリケーション開発　
　②UWPアプリ開発　
　③ゲーム開発

①アプリケーション開発

VB.NETは、デスクトップアプリケーション、Webアプリケーション、モバイルアプリケーションなど、

様々な用途で使用されています。

Windows上で動作するデスクトップアプリケーションでは、

会計ソフトウェア、在庫管理システム、顧客管理アプリなどが挙げられます。

ASP.NETと組み合わせて使用することで、Webフォーム、MVCアプリケーション、

Webサービスなどの様々なWebアプリケーションを開発でき、

Xamarinと組み合わせて使用することで、

AndroidおよびiOS用のモバイルアプリケーションの開発もできます。

②UWPアプリ開発

UWPアプリとは、Universal Windows Platformアプリケーションの略称で、

Microsoftが提供するWindows向けのアプリケーションの一種です。

UWPアプリは、Windows 10以降のOSで動作し、デスクトップ、タブレット、スマートフォン、

Xbox One、HoloLensなど、Windows 10が実行されているすべてのデバイスで使用することができます。

クラウドサービスやIoTなどの技術との連携が容易であるため、

企業向けのアプリケーション開発にも適しています。

③ゲーム開発

VB.NETでは、Windows上で動作するゲームを開発することができます。

VB.NETを使用したゲーム開発には、Unityエンジンを使用することが一般的です。

おわりに

VB.NETは、主にWindows向けアプリケーションの開発で使用される言語です。

初心者でも習得しやすい言語にもかかわらず、マルチプラットフォーム、

UWPアプリ開発など、活躍の場の広い言語といえます。

現在では後発のプログラミング言語が次々登場した関係上、VB.NETの需要は減少傾向にあります。

しかしながら特にWindows関連のシステムには、VB.NETで書かれたプログラムが数多くあり、

その保守・改修にはVB.NETが使われることから当面需要がなくなることはないと考えられます。

自身の将来のエンジニア像、ありたい姿を描きながら、

どのような仕事をしていきたいかやどのスキルを身に付けなくてはならないかを見極め、

自分らしいキャリアを積んでいきましょう。

アイグルーヴのサポート

アイグルーヴではITエンジニアの皆様向けに、多様な働き方の実現をサポートしております。

またフリーランスや副業を考えている方へ、案件のご紹介やキャリアアップ支援も行っております。

本記事以外にも、スキルアップやキャリア支援、現役エンジニアのインタビュー記事など、

多数掲載しておりますので、ぜひご覧くださいませ。

メルマガ登録はこちら

一覧に戻る

Columnコラム