代表取締役社長
大学を卒業後、株式会社インテリジェンスに(現:パーソルキャリア)入社。IT業界専門のキャリアコンサルタント及び中途採用支援営業として、エンジニア、クリエイターのキャリア支援やインターネット企業の中途採用営業に従事。
その後、2011年に起業し、Webマーケティング、ITエンジニア派遣、コールセンター事業、メディア事業などを立ち上げる。2014年からは自身の会社以外に3社の経営に参画。2011年に立ち上げた会社を一度売却し、その後、2017年に当社を創業。
なぜやるのか
54位――、これは世界幸福度ランキングにおける日本の順位です。 想像以上の低さに驚かれた方もいらっしゃるかと思います。 日本の一人当たりのGDPは世界24位であり、治安もよく、社会保障制度も整備された長寿国であるにも関わらず、なぜ幸福度が高くないのでしょうか。 その理由は「社会的自由度の低さ」と「他者への寛容度の低さ」にあります。 日本は諸外国と比較して、休暇が取りづらい国と言われています。 日本人の有給休暇取得率はおよそ50%であり、世界最下位となっています。 また、ブラック企業やパワーハラスメントなど、労働環境に不満を抱える要素が多いことも、自由度を下げる要因になっています。 さらに、物価上昇に対して賃金は伸び悩み、生活水準は大きく変わらないため、自分のことで精一杯にならざるを得ません。 では、幸福度を上げるためには何が必要なのでしょうか。この解決の鍵は労働生産性にあります。日本の時間当たりの労働生産性は49.5ドル、一人当たりの労働生産性は78,655ドルと、主要先進7ヶ国で最も低い水準です。生産性の伸び悩みが、人々から自由と寛容さを奪い、幸福度を下げているといえます。そしてIT化は労働生産性を上げる主要な手段の一つです。 アイグルーヴがITに着目するのは「日本の幸福度を上げる」ために他なりません。 日本のIT化を阻む問題を解決し、労働生産性を上げ、人々の自由度と寛容度を高めることで、より多くの人々に幸福をもたらすことが、アイグルーヴの使命です。
何をするのか
日本のIT化の遅れは極めて深刻です。 日本全国の企業のうち、ITを収益につなげている企業は2割にとどまり、2030年には60万人のIT人材が不足するといわれています。さらに、IT業界は多重下請け構造といわれています。2次請け、3次請け、4次請けと続く過程で意味のない中間搾取が行われ、そのしわ寄せは低賃金や長時間労働としてエンジニアやクリエイターに降りかかります。過酷な労働を強いられ、疲弊していくエンジニアやクリエイターが後を絶たちません。 日本の未来を作るはずのエンジニアやクリエイターが、このような悲劇に巻き込まれることなく、「ワクワク」して働くためには、いびつなIT業界の構造を変えなければなりません。 業界構造を変えるためには、大きな力が必要です。 また、長期にわたって向き合い続けなければ、変化を起こすことは困難です。 高い目標を追い続けるのは簡単なことではありません。 だからこそアイグルーヴは、誰もが「ワクワク」して働ける社会を作ることを通して、IT業界の構造を変えていきたいと考えています。 大きな仕事を成し遂げたとき、趣味に没頭しているとき、新しい経験をしたとき、「ワクワク」を感じる瞬間は人それぞれです。だからこそ、アイグルーヴに関わる仲間のひとり一人の「ワクワク」に向き合い、その実現のために寄り添い続けます。一人でも多くの仲間が「ワクワク」して働けるような環境を創っていきたいと考えています。
応募者の方へ
アイグルーヴは、ビジョンやミッションを実現するために集まったチームであり、仲間です。 仲間だからこそ、強みも弱みもさらけ出し、認め合うチーム精神が必要です。それは、アイグルーヴの社員だけでなく、アイグルーヴとともに歩んでくれるクライアントやパートナーに対しても同じです。 仲間の成長を喜び、仲間の失敗は助け合い、仲間が間違いをしたら遠慮なく指摘をする。 人として正しくある、そんな当たり前のことこそが、業界構造を変える大きな力になると信じています。もちろん決して簡単なことではありません。しかし、そんな信頼し合える仲間と一緒であれば、どんな壁も乗り越えていけると信じています。 あなたもチームアイグルーヴの一員として「自分らしく」働ける社会を目指しませんか。